東京都渋谷区の空に巨大な女性の「顔」が浮遊していたということで話題になりました。(2021/7/16の午前中からほぼ1日にかけて浮遊)
こちらがその様子になります。
先ほどとは別の場所から撮影された写真です。#TokyoTokyoFESTIVAL スペシャル13
現代アートチーム 目 [mé] が企画する《まさゆめ》。
ライブ配信はこちらhttps://t.co/8AQf4QqC4M pic.twitter.com/Wy9qL2lu4L— 【公式】Tokyo Tokyo FESTIVAL (@TTF_official_PR) July 16, 2021
また、同年の8/13に再び巨大な「顔」が浮上したということでさらに話題になっています。
《まさゆめ》
《masayume》 pic.twitter.com/0hyAJuaIuJ— 目 [mé] (@mouthplustwo) August 18, 2021
これは東京五輪・パラリンピックに合わせて東京都が主催したもので、現代アートチーム「目」のプロジェクト「まさゆめ」のようです。
一体、このような顔を浮かばせる現代アートチーム「目」とはどのような方たちなのでしょうか?今回はそのメンバーと結成理由、活動内容をまとめたのでご紹介していきます。
現代アートチーム「目」:メンバー
こちらが現代アートチーム「目」のメンバーになります。左の女性から順にご紹介していきます。
インタビューが公開されました! https://t.co/oAky3SklHu
— 目 [mé] (@mouthplustwo) October 8, 2020
荒神明香
明日24時15分から 第34回 現代アートチーム、 目[mé](@mouthplustwo)さん
「目」の作品は観るというより体験するとか、
感じるという言い方の方が似合います⛰️🌲🌱ぜひ😉#アート好きな人と繋がりたい#アルステクネ pic.twitter.com/KAslh5cB03
— テレ朝公式「アルスくんとテクネちゃん」 (@arstotechne) June 9, 2021
現代美術家である荒神さんは広島県出身で東京藝術大学先端芸術表現科を卒業されており、年齢は38歳です。
国内外の美術館で作品を発表するなどその活動は多岐にわたっています。
写真を見てわかるようにとても清楚で美人な方です。
「目」での役割はアーティストになります。
南川憲二
表現活動集団wah document(アート作品のアイデアを募集して、実際参加するとともにそのアイデアを実現する活動)の一人で
大阪府生まれ、東京藝術大学院美術研究科修了しており年齢は42歳です。
「目」を結成してからは悩みながらもディレクターに徹するという覚悟の元、「目」のディレクターを担当しています。
増井宏文
南川さんと同じく表現活動集団wah documentの一人で、
滋賀県出身で成安造形大学造形学部卒業しており、年齢は41歳です。
「目」を結成してからは増井さんは制作を担当しています。
現代アートチーム「目」:結成理由
現代アートチーム「目」は2012年に結成された現代芸術活動チームになります。
前述したように現代美術家である荒神明香さんと表現活動集団「wah document」である南川憲二さん、増井宏文さんによって結成されました。
その結成理由は
お互いの活動内容に共通した部分が多く、協力し合うことで新たな作品をつくりだせるからです。
ではもう少し、この理由を深堀りしていこうと思います。
表現活動集団「wah document」の活動
表現活動集団wah documentとしての活動はアート作品のアイデアを募集して、他の人々も参加する中でそのアイデアを実現するというものです。
つまり、色々な人々が思いついたアイデアが作品として実現する瞬間を参加者とともに「目のあたり」にすることをコンセプトにしています。
荒神明香さんの作品
荒神さんの作る作品は南川さん曰く、空間に現象を起こすようなものが多く、「肉眼に届ける」ことをコンセプトにしていたみたいです。
それは美術に関わらず、現象として起こっていることを人の網膜に残したいという思いからきていたということでした。
お互いの共通点から生まれたのが「目」
どちらもアイデアの実現を「目のあたり」にする、「目に届ける」ことをコンセプトとしており、その共通点は「目」です。
荒神さんがアーティスト、南川さんがディレクター、増井さんが制作という役割分担にしているらしいですが、
それは「アートで世界をひっくり返せる」と本気で思っている荒神さんのアートの実現をより確実にしたいという二人の思いからこのうような分担をしているみたいです。
つまり、今までは色々な人のアイデアを募ってその実現をに力を注いでいたところを、色々な人の中の主体を荒神さんにしたのでしょう。
そうすることでお互いの活動内容に共通した部分をうまく生かし、協力し合うことで新たな作品をつくりだせるのです。
現代アートチーム「目」:活動内容
2012年に結成された「目」ですが、その活動内容は展覧会、国際芸術祭で作品の発表、テレビ番組のスタジオセット制作、舞台美術制作が主となっています。
作品の内容に関しては荒神さんの空間に現象を起こすという作風にぴったりなインスタレーション作品が多いみたいです。
インスタレーション作品とは
ある特定の室内や屋外などにオブジェや装置を置いて、作家の意向に沿って空間を構成し変化・異化させ、場所や空間全体を作品として体験させる芸術。
出典:wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
のことです。
「目」の数々の作品は長蛇の列が出来るなど話題を呼び注目を集めています。
現代アートチーム「目」:まさゆめプロジェクトとは?
「まさゆめ」プロジェクトとは、東京都渋谷区の空に現れた巨大な女性の「顔」のことです。
これは荒川さんが14歳の小ころに夢で見た人の顔が月のように浮かんでいる様子から発送を得たもののようです。
女性の「顔」は実在する人のものらしく、たくさんの応募者の中から選出されたみたいです。通常、人の顔は風景として見ることはできませんが、荒神さんの夢の中を公共の場で表現することで「個」と「公」の関係性を問う作品になっているということでした。
まとめ
現代アートチーム「目」のメンバーは3人で
アーティスト: 荒神明香
ディレクター: 南川憲二
製作: 増井宏文
結成理由・活動内容は
結成理由: お互いの活動内容に共通した部分が多く、協力し合うことで新たな作品 をつくりだせるから
活動内容: 展覧会、国際芸術祭で作品の発表、テレビ番組のスタジオセット制作、舞台美術制作が主
になります。
今回のようにみんなを驚かせたり、考えさせえる作品をまた作ってくれると思うとワクワクしますね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。