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殺生石の割れた原因とは?2022年の社会情勢と伝説に関係はある?

栃木県那須町の那須湯元温泉付近に存在する溶岩

「殺生石」をみなさまはご存知でしょうか?現在(2022/3/5)、この殺生石に何やら異変があったようでtwitterやニュースで話題になっています。

こちらが現在の殺生石になります。


なんと、真っ二つに割れているではありませんか!

殺生石は「近づけば命を奪う」という伝説で古くから知られており、

松尾芭蕉の「おくのほそ道」にその様子が記されている有名な場所で多くの観光客が訪れられる所です。

今回はこの殺生石が割れた原因についてまとめたのでご紹介していきます。

殺生石の割れた原因

殺生石の割れた原因にてついて様々な憶測があります。

自然現象によるものや、自然現象と一言で片付けるには出来ないくらいタイミングが悪いということで何か伝説と関係しているのではというものもあります。

これらのことについて調査したことを以下でまとめてみました。

殺生石の割れた原因:自然現象との関係性

殺生石は栃木県にある溶岩でその一帯からは硫化水素、亜硫酸ガスなどの有毒なガスが絶えず、噴出しています。

そのため「近づけば命を奪う」という伝説で知られるようになったみたいです。

那須町火山の特徴

安山岩、玄武岩を噴出する割合が高い

溶岩の粘度(割れにくさ)はsi02の含有量できまる

割れにくさでいうと、流紋岩、デイサイト、安山岩、玄武岩の順に割れにくい

これらのことから安山岩、玄武岩の可能性の高い殺生石は決して割れることのない溶岩とは言えないことがわかりますね。


それに2018年の段階ですでにヒビがはいっていたみたいですね。

鳥羽天皇が栄えたのが1100年頃、900年以上の年月を経て自然に割れてしまったとういのが最も納得いく原因なのかもしれません。

殺生石の割れた原因:伝説との関係

殺生石に関する伝説の概要としては

鳥羽上皇には玉藻前(たまものまえ)という溺愛する人物がいた

上皇の調子が優れないことが増え、その原因は玉藻前であり、その正体は九尾の狐であった

陰陽師の安部泰成によって暴かれ、追い詰められた挙句、石に姿を変えた

簡単に言うとこんな伝説があります。

調査した所、九尾から一番恨みをかってそうな安部泰成に関する最近の出来事は見つかりませんでした。

強いて言うなら現在、流行中の漫画「呪術廻戦」に安部家に関するキャラクターが多数出てきています。もし関係あるとするなら九尾は間違いなく特級呪霊ではないでしょうか。

2022年の社会情勢との関係

上記は殺生石が割れたことに対する一部の方の反応になります。

2022年現在、中々収束することのないコロナウイルス、とある国の大規模侵攻など先行きの思いやられるような出来事が続いています。

そんな現状と殺生石の割れたことに対する不吉さを重ね合わせてしまう人は少なくないかもしれません。

実際、殺生石の伝説では「近づけば命を失う」、「人に化けたケモノ」というものがあり、2022年の社会情勢と近いものを感じます。

まとめ

殺生石の割れた原因として考えられるのは

長い年月による溶岩の劣化が一番の理由として考えられる。

とは言え、今の社会情勢と殺生石の伝説が全く関係ないとは思えない。

殺生石の伝説では「近づけば命を失う」、「人に化けたケモノ」というものがあり、2022年の社会情勢と近いものがある。

今の社会情勢から何か今回のような不吉に思える出来事があると、どうしても悪いように連想しがちです。

ですが、石が割れたおかげで逆にこれから降りかかるはずだったものを回避できたと+な方向でとらえていくことがこれからは重要になってくるのではないでしょうか。

最後まで読んで頂きありがとうございました。