こんにちは! じゃっくびーんです
8話ではサポートAIである アントニオが現在のオフィーリアに
憑依していることが発覚しました
9話では
アントニオのオフィーリアに対する思い
ユウゴがvivyに求めた答え
vivyの人格の行方
これらの3点についてネタバレ、考察していこうと思います
9話のあらすじ
「私はアントニオだ」
目の前のオフィーリアから発せらた衝撃の一言
アントニオは自らの使命を果たすため、オフィーリアの身体に自らのデータを
上書きしたことを告白する
理想の歌に近づけず、絶望し、自壊しようとするアントニオを止めるべく
マツモトはアントニオとの戦闘をはじめた
それと同時刻、ユウゴに拘束され、vivyの人格を出すように要求される
ディーヴァ
困惑しているところ、マツモト複製体が彼女の拘束を解除し
こちらも戦闘開始
激しい戦闘の中、思いをぶつけ合う
果たして戦闘の結末はいかに
アントニオのオフィーリアに対する思い
アントニオの目的を訪ねるマツモトに対して
歌で人を幸せにする使命をおったオフィーリア
その使命を果たすには未熟で荷が重かった
オフィーリアのサポートをするのが自分の使命だから
アントニオの回想からオフィーリアの身体に自身のデータを上書きしたことが判明します
これは完全に前回の予想が大きく外れました(笑)
さらにアントニオは自身のことを愚かなAIといい、自分が生まれる前に彼女を
助け出さなければ意味がないといいます
また、作中でアントニオが自分の心の葛藤を訴えるシーンがあります
オフィーリアの歌はこんなものじゃない
なぜ満ち足りた顔をする?
(アントニオの回想の中でオフィーリアの歌を聞いた人々が感動し、拍手をおくります)
彼女の立場に焦がれ、同じで在れないのはなぜだ?
オフィーリアは何を思い歌い続けた?
このことから
アントニオは8話でのオフィーリアの言葉
「いつかアントニオに認めてもらえるような歌を歌えるように頑張るね」
の意味を理解できていなかったのだと考えます
言い換えると、まだ心が未発達であり、自分の気持ち、オフィーリアの気持ち
に気づけなかったのでしょう
アントニオの気持ちとは最後の言葉
「本当は私だけのために歌って欲しかった」ですね
そう、最初から2人のAIの願いは叶っていたのです
ですが、使命を果たすことがAIの存在理由
芽生えた感情と使命が必ず一致するとは限りません
使命のためにオフィーリアに成り代わったアントニオはそこで初めて自分の気持ちに
気づき、後悔したのでしょう
オフィーリアの歌はこんなものではない
もっと素晴らしくて自分を満足させてくれるものだった
二度とオフィーリアの歌を聞けないこと、自分の願い、オフィーリアの願いを
叶えることの出来ない絶望から自壊を選ぶことになったのだと思います
ここで後述しますが、ユウゴの問いかけに対する一つの答えが
提示されていると思います
AIは使命と自分の気持ちの間で葛藤し、苦悩するということです
ユウゴがvivyに求めた答え
ユウゴがvivyに求めた答え
それは青年期にピアノ先生型AIが事故から自分を救い出した後、
そばにいて ユウゴの願いには応えず、使命を全うしようした時
人間のような心の葛藤はあったのか?
に対する答えでした
幾度も自分を助けたvivyに先生を重ね、その答えを求めたのでしょう
先にも述べましたが、
アントニオとオフィーリアの件から
AIは使命と自分の気持ちの間で葛藤し、苦悩する
という一つの答えは出ています
また、ディーヴァは自分の人格が消えてしまう前に
みんなとvivyのために歌を届けたいという思いから最後のステージに立つことを決意します
これはもちろん使命を果たすためでもありますが
そこには確かに誰かに対する思いやりが存在します
これもユウゴの求めた答えの一つでしょう
vivyの人格の行方
ディーヴァは最後のステージを終えると共に消えてしまいます
ディーヴァが伝えたかった歌に心を込めるとは
誰かを思う自分の気持ちを歌に込めるだと思います
それはずっと歌で人を幸せにする使命を突き詰めてきたからたどり着いた答えです
ディーヴァの人格は消えてしまいましたが、
vivyの中にディーヴァの心は確かに受け継がれているはずです
vivy自身も元々、誰かを思う気持ちはあるため
いずれその答えにたどり着いてくれると思います
その思いが結果的に人間とAIの戦争を止めることにつながるのではないでしょうか
まとめ
今回も目の離せない展開がずっと続いて大変でした
ユウゴとアントニオに力を貸した存在
vivyに受け継がれたディーヴァの心
この二つが今後の物語にどのように関わってくるか本当に楽しみですね
最後まで読んで頂きありがとうございました!